洋食のマナー

1、荷物については、ハンドバッグなどの小さなものは、背中と椅子の背の間に置きます。大きなものは、クロークに預けるか、足元の右側に置きましょう。
2、着席する順番は、女性→目上の人の順です。また、座る際は、椅子の左側から座りましょう。
3、ナプキンはすぐには広げず、主賓が取り上げてから手に取ります。判のナプキンは二つ折りにして、手前に折り目がくるようにひざの上に広げます。手や口の汚れを拭き取る時には、ナプキンの端で拭きます。
4、並べられているナイフ、フォーク、スプーンは、外側から使っていきます。正面に並べられているのは、デザートとコーヒー用です。食事の途中に、ナイフやフォークを休める場合は、「八の字」に皿の上に置きましょう。食べ終えたら、ナイフやフォークなどは、皿の右端に並べて、ナプキンは簡単に畳んでテーブルの上に置きましょう。
ナイフやフォークを落としてしまった場合は、自分では拾わないで、ウエイターを呼んできれいなものに替えてもらいましょう。また、調味料などに手が届かない場合、手を伸ばして無理に取ろうとせずに、調味料の近くに座っている人に取ってもらってお礼を言いましょう。
最後に、洋食の“タブー”を挙げるので、自己啓発として知っておきましょう。
・食器をカチャカチャと音をたてて食べる。
・クチャクチャと音をたてて食べたり、ズーズーと音をたてたりしてスープをすする。
・口に料理を入れたまま話したり、お酒を飲んだりする。
・手に皿を持って食べる。
・ワインなどを注いでもらう時に、グラスを持ち上げる。

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